事例12|紙媒体(ポスター)

船川淳志

講演のテーマを掘り下げ、より広く・伝わりやすい内容に

船川淳志氏について

 著名な組織コンサルタントである船川淳志氏。いわゆる「カリスマコンサルタント」としてビジネス分野で有名であり、世界70カ国4万人を指導してきた実績があります。また、多数の著書を著し、NHKのテレビ番組「ビジネス英会話」の講師を務め、空手などの武道も嗜むなど、その活動は多岐にわたります。
 その船川氏が慶應義塾大学で講演会を行うこととなり、告知用ポスターを制作しました。

問題点の整理

 船川氏は、国内外の様々なビジネスの場における講演の実績がありますが、大学での講演は初めてのことでした。また、ビジネスの世界では著名ですが、一般の学生にとっては、船川氏の知名度や経歴はあまり馴染みのないものと想定されました。つまり、船川氏と学生の双方がお互いに「未知」の関係であることになります。
 そうした背景から、当社の課題は「船川氏とその講演会の魅力を、学生に対して如何に訴求するか」にあると考えました。

ロゴの制作

 船川氏側から提示されたチラシの原稿が右の画像です。この時点での仮タイトルは、「グローバル人材育成の第一人者、塾生に語る!!」というものでした。
 この内容では社会人向けのイメージが強く、一般の学生にアピールするためには、より学生の立場に歩み寄った表現が必要だと判断しました。そこで、船川氏に簡潔なヒアリングを行い、来て欲しい学生像や講演内容を明確にしました。
 そして、今回の講演の主要なキーワードは「人材論」であると結論付け、コピーを以下のように設定しました。

船川氏側から提示されたラフ原稿

主コピー:「世界に求められる」ための人材論
副コピー:塾生に伝えたい、これからの生き方

デザインの制作

 デザインは、大学キャンパスに掲示されることを踏まえて、遠くから一目見ただけで興味を惹くことのできる見出しをつけました。そして、「ビジネス・グローバル・人材」といったキーワードのイメージが瞬時に伝わるように、ビジネス書のようなかっちりとした文字組みで構成しました。また、紙面下部に船川氏のこれまでの著作の一部を配置することで、本人の確かな実績と信頼感を伝えています。

講演会とその後

 告知用のコピーとして制作した「『世界に求められる』ための人材論」は、講演会のタイトルとしても活用していただきました。講演会は、多くの聴衆を集め、予定時間を大幅に超過しつつ、最後まで熱気の溢れる内容となりました。
 慶應義塾大学での講演会の後も、いくつかの大学で講演会が行われていますが、いずれも今回と同一のタイトルをご使用いただいています。

完成したポスター
講演会の様子
完成したポスター